敦煌研究院の通達によって、2019年04月01日より、莫高窟の入場料はアップすることが明らかにしました。莫高窟の入場料は180元で、莫高窟インフォメーションセンター（莫高窟数字展示センター）の入場料は50元で、往復のカート代は10元で、日本語解説員のガイド代は20元です。莫高窟の入場料金はセットで260元/人となります。

この一方、2019年も莫高窟の入場券は完全予約制の実施を徹底することが明らかにしました。ご観光日の一か月前から、莫高窟のホームページ（http://www.mgk.org.co）で、予約しておかないと入場できないことです。予約時でも入場時でも実名制で要注意です。または、シーズンでも最多6000人の入場人数の制限があり、できるだけお早めに予約しておきましょう。

敦煌の莫高窟（ばっこうくつ）は敦煌石窟や敦煌千仏洞とも呼ばれ、敦煌の市街地から南東に25㎞ほど離れた所にある世界最大規模の仏教石窟寺院です。前秦(351～394年)から元(1271～1368年)まで1,000年間にわたって造営されてきました。

敦煌の莫高窟は世界的に有名な仏教遺跡として知られています。 4世紀から14世紀まで、1千年間の、壁画や塑像の仏教美術があって、インドから伝わったジャータカ物語（釈尊の本生譚、前世物語）や、法華経や阿弥陀経、維摩経などを描いた経変図が美術としても息をのむものばかりで、砂漠の大画廊と言われています。世界文化遺産とも登録され、敦煌観光のハイライトです。

シルクロードの分岐点の敦煌へ旅に行く時には莫高窟は見逃せない観光名所です。下記のアドレスは敦煌現地の国際旅行代理店の本ページで、シルクロードの魅力的な都市敦煌に関する観光情報やツアー情報が満載しています。是非アクセスし、ご参照になれると信じています。