雲南省石林イ族自治県にあるカルスト地形であり、名前の通りに高さ20~50 mの柱状または剣状、キノコ状、塔状の石灰岩の石が林のように立ち並ぶ地域であり、路南石林（ろなんせきりん）、雲南石林（うんなんせきりん）とも呼ばれます。

石林は大石林と小石林の2つの区域からなり、現地の古生代後期以降の地質変化を示す代表的な地域であり、面積はおおよそ350 km2もあり、2004年にユネスコ世界ジオパークに登録され、2007年に「中国南方カルスト」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されました。

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カラクリ湖は新疆ウイグル自治区カシュガルにあり、パシール高原の東部の「氷山の父」と呼ばれるムスグアタ峰の山裾に位置しています。そしてまた「カ湖」とも呼ばれています。

海抜3,600m、万年雪を頂く高峰が迫ってくるよう中国の新疆ウイグル自治区の西に位置する淡水湖です。現地の言葉では、「黒い湖」と言われ、普段の青い湖も、豪雨になると湖面が黒く変化するといいます。パミール高原に連なるムスターグ・アタ峰（7,546m）、コングール峰（7,719m）などの堂々たる姿が見えること、万年雪の雪解け水で満たされているため湖水の透明度が高いことはもちろん、カシュガルから車で片道4時間ほど（約200km）で到着できるとあって、観光客にも人気スポットとしてその名を広めています。

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長江第一湾は雲南麗江とシャングリラ（迪慶）の境にある石鼓鎮に位置しています。金沙江と呼ばれる大きな曲がり角で子江の最初の湾と呼ばれています。

遥かチベット高原から流れ来る長江の源流は、この場所で１８０度流れを変えて北東へ向かいます。古くは三国志の諸葛亮孔明が、この場所を越えて雲南へ向かっています。元のフビライハンもここから大理へ南下していきます。

古代から各民族の南北交通の要所であり重要な軍事拠点であったため、もしこの第一湾がなかったら、中国の歴史は大きく変わっていたと言われています。

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