チベット自治区の区都のラサ（拉薩）は太陽の都とも呼ばれています。晴天が多くて、観光日和が多いです。標高 3,000m を超えるチベットの気候は、年間を通じて 1 日の中の寒暖差が大きく、乾燥している事と日差しの強さが特徴です。

夏の 7～8 月では、日中は 20℃以上になり、薄手の長袖で快適に過ごす事ができますが、朝夕は 10℃台前半まで冷え込 むため、ウインドブレーカーなどの暖かい上着をご持参ください。

春、秋～冬にかけては、ダウンジャケットや手袋・マ フラーなど、しっかりとした防寒対策が必要です。また、ホテルやレストラン、観光地では、空気の循環を促すためといった高地ならではの事情により、秋～冬でも暖房が効かない場合があります。

チベットは一般的に 10 月～5 月は乾季、6 月～9 月が雨季と言われています。夏は携帯用の傘を持ち歩くようにしましょ う。観光シーズンの夏が雨季なんて・・・とがっかりしてしまうかもしれませんが、雨季といっても日本の雨のように 1 日中降り続くことはあまりなく、2～3 時間程度で止み、その後すぐに雨とは一転して青空が広がることがしばしばです。

乾燥・脱水症状対策には、ミネラルウォーターや温かい飲み物を積極的に飲むようにしましょう。 ラサと言えば空気の澄んだ美しい青空を想像しますが、忘れてはいけないのは、空気が澄んでいる分、紫外線がとても 強い事です。太陽の光が直接肌に当たるため、長袖・長ズボンを着用し、さらにサングラス、帽子、ストールなどがあると便利です。日焼け止め用品やリップも忘れずに使いましょう。

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